「行ったことのある県を塗りつぶししたい!」
「ゆくゆくは都道府県制覇したいから、旅行の記録を簡単に目視できるアプリが欲しい」
こちらでは、都道府県制覇に役立つ、日本地図形式で塗りつぶしできるアプリ一覧を紹介していきます。
実際に各アプリを使用して比較してみたレビューも記載しておりますので、ぜひ読んでみてください。
行ったことのある県を塗りつぶしできる都道府県アプリ一覧
経県値
47都道府県での経験を、5段階評価・色に分けて塗りつぶしできるアプリです。
経県値 -けいけんち- 日本地図に色を塗り旅行の記録を点数化
Qdan Inc.無料posted withアプリーチ
このアプリでは各都道府県での「経験」を、以下の条件に当てはめて数値化しているため、自身の都道府県経験値を可視化できるようになっています。
- 居住→5点:住んだ(3ヶ月程度の長期滞在も含める)
- 宿泊→4点:泊まった(夜行通過は除く)
- 訪問→3点:歩いた(泊まったことはない)
- 接地→2点:降り立った(乗り換えやSA/PAでの休憩など)
- 通過→1点:通過した(鉄道・自動車による通過や船による寄港など。航空機による上空通過は除く)
- 未踏→0点:行ってない(かすってもいない)
私も実際に使用しておりますが、シンプルで非常に使いやすく、単純に塗りつぶしされていくだけのアプリとは違い、自身の旅行経験が数値化されているのは、見ていて気持ちが良いものです。
周りを見ても、実際に使用している人が複数人いるところを見ると、「都道府県の塗りつぶしアプリ」といえば、このアプリを指すのではないでしょうか。
用途に合わせて「カップル」「親子」「学生時代」等、様々なカテゴライズで経県値を記録することができる点や、今回紹介するアプリの中で唯一、andoroid用アプリも展開している点も優れたポイントだといえます。
たびちず
位置情報を活用して、訪れた都道府県・市区町村の白地図を塗るアプリです。
たびちず -たびをして、ちずをぬろう-
Koyu Tanigawa無料posted withアプリーチ
このアプリの最大の特徴は、位置情報をもとに自動で色塗りをしてくれるという点。
「経県値」では、行った場所を手動で塗りつぶししなければならなかったため、色塗りを忘れてしまうこともありますが、こちらはスマホをポケットに忍ばせておけば自動で色塗りしてくれるので、めんどくさがり屋にはぴったりです。
加えて、マップが市区町村ごとに細分化されているため、より細かい旅データを収集したい人にもおすすめです。
一方で、位置情報を「常に許可」にしておかなければならないため、スマホの充電の減りが若干早くなるという点は、自動故のデメリットだと言えるでしょう。
都道府県制覇
行った都道府県を可視化してメモ付けできる塗りつぶしアプリです。
都道府県制覇 – My Japan Map
Sohta Itoh無料posted withアプリーチ
「経県値」「たびちず」との違いは以下の通り。
- 多言語対応
- メモ機能
日本人以外の人も、馴染みのある言語で使用できる点や、過去訪れた都道府県に対してメモできるのは嬉しいポイントです。
とはいえ、操作が若干複雑かつ、UIが綺麗ではないため、上記点に重きを置く人以外は、他の塗りつぶしアプリを使用した方が良いでしょう。
Journeys
旅した国や都道府県を地図上に色塗りしていくシンプルなアプリです。
Journeys-日本・世界地図を塗って旅行の記録を残そう!
Hideaki Touhara無料posted withアプリーチ
利用可能な機能は「訪れた国、都道府県にチェックを入れて色塗りをする」ただそれだけ。
それだけ故に、非常にシンプルで使い勝手が良く、今回紹介する中で最もレビュー数が多いアプリとなっています。
「経県値」から数値を無くして、国への色塗りを追加したアプリといった位置付けであり、頻繁に海外旅行へいく人におすすめとなっています。
その他アプリに関して
他にも「Japan Complete」や「グッドトリップ」など、行ったことある県を塗りつぶしできるアプリは存在するのですが、どれも上記で紹介したアプリには総合的に劣る(個人的な判断)ため、紹介は割愛させていただきます。
JapanComplete
Eriko Ichinohe無料posted withアプリーチ
グッドトリップ – 旅好きの旅SNS
X Inc.無料posted withアプリーチ
どれが一番使いやすいのか?実際に使用してみた
ここからは、各アプリを実際に使用してみた感想と、どれが一番使いやすいのか比較した結果を記載していきます。
経県値〜手動で塗りつぶししていく楽しさ〜
このアプリはかれこれ数年使用しているため、非常に思い出深いアプリですね。
前述した通り、シンプルなUIかつ操作も単純で、自身の経験を数値として可視化してくれているため、同じアプリを使用している他の人と自分とで、どのくらい経県値に差があるのかがわかりやすく表示されます。
過去の私の経験だと、これが意外と会話のきっかけになったりして。
「数値高いね!マップ真っ赤じゃん!?すごい!」だとか。
「同じくらいの数値だけど、地図はどんな感じ?…あぁ!そこ行ってないのね!そこはねぇ…」などと、盛り上がります。
6段階に分けられた色付けにより、自分がどの県でどのくらいの経験をしたのかがはっきりとわかるアプリは、「経県値」だけだと思います。
たびちず〜訪れた場所を細かく知りたい人へ〜
実際にインストールして、最初の画面はこんな感じ。
開いた瞬間から、現在自分が居る位置を把握して、すでに塗りつぶししてくれている…。これは大変便利だ…。
訪問記録タブでは、各県と訪れた市区町村に対する数値、%が表示されていました。
個人的に最終訪問日がわかるのが非常に嬉しい!
思い出を振り返っている時「あの県にはいつ行ったっけ?」となることが多いので、パッとアプリを開いて確認できるのはありがたいですねぇ。
これは「県」という単位ではなく「市区町村」という単位で、自身の軌跡を辿りたい場合にピッタリなアプリです。
気づいたら都道府県上の色々な場所が色付けされている体験を想像した時、個人的にワクワクを感じるので、とりあえずアプリを入れておくだけでも楽しいのでは?と感じました。
Journeys〜海外旅行が好きな場合〜
Journeysは日本地図と海外地図の双方で色塗りできるため、「過去海外に訪れたことがある」「今後訪れる予定がある」といった人におすすめなアプリだと感じました。
結論:都道府県制覇には「経県値」と「たびちず」との併用がおすすめ
様々な都道府県塗りつぶし系アプリを使用してみて、客観的な視点で「経県値」と「たびちず」を併用するのが最もおすすめだと感じました。
単純に双方ともアプリUIが綺麗で見やすく、直感的に操作できるため、気楽に旅の記録を残すことができます。
基本は「経県値」で自身の旅の経験を数字として楽しみつつ、スマホに入れておいた「たびちず」をたまに開き、自動で塗りつぶしされている様や、市区町村などの細かいデータを確認する。といった使い方が、旅をさらに楽しむツールとして使えるのではないかと。
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