トリバゴはホテル料金比較サイトで、安く利用できることから興味がある方も多いのではないでしょうか。
ただ、トリバゴの本社はドイツにあるため「いつ料金を支払うの?」「どんな方法で支払える?」など、料金の支払いに関するシステムが気になりますよね。
そこで、ここではトリバゴの支払い方法について初心者向けに分かりやすく解説するので、気になる方はぜひ読んでみてください。
前提として:トリバゴに料金を支払うわけではない
まず料金支払いの仕組みについて解説すると、トリバゴはあくまで比較サイトであって予約サイトではありません。
そのため利用者は、トリバゴに料金を支払うわけではない事を注意しましょう。
ネットショッピングで料金比較サイトを利用した経験のある方も多いと思いますが、そのようなサイトでは安く販売されているサイトが価格順にズラリと掲載されていますよね。
この場合、実際に購入する際は対象のサイトへと移動して購入する流れとなり、トリバゴも料金支払いについてもこれと同じシステムです。
つまり、トリバゴを利用してもトリバゴに料金を支払うわけではなく、このシステムを理解しておくとイメージしやすくなります。
トリバゴの支払い方法とは
つまり、トリバゴの支払い方法は提携先の会社の数だけ存在すると言えます。
トリバゴからTrip.comに移動すれば、Trip.comに対応した支払い方法を利用できる(クレジットカード払い、デビットカード払い、現地決済、Union Pay、KRWカード、Trip.comギフトカード、LINE Pay)と言えますし。
トリバゴからヒルトン東京に移動すれば、ヒルトン東京に対応した支払い方法を利用できる(クレジットカード決済、現金払い)と言えます。
そのため「トリバゴで利用可能な支払い方法は〇〇だ」とは一概に言えないのです。
支払い方法を選択するまでの流れ
よりわかりやすく説明する為、実際にトリバゴを利用して支払うまでの流れを解説していきます。
今回は「東京ドームホテルを予約して支払い方法を選択」してみます。
東京ドームホテルを16,200円の料金で予約する場合、その料金で提供しているのが「近畿日本ツーリスト」であることが分かります。
そのため、ここでのトリバゴでの支払い方法は、近畿日本ツーリストに基づいた形で決定することとなります。
また、近畿日本ツーリストでは「施設でお支払い」にチェックが入っているので、支払いのタイミングとして現地払いを選択できることも分かります。
「料金を見る」を選択した時点で、トリバゴから近畿日本ツーリストのサイトへと移動。
ここからは近畿日本ツーリストのサイトでの操作となります。
当然各サイトで画面の構成は異なるので、あくまで一例として参考にしてください。
トリバゴに記載があったとおり現地払いが選択できるようになっていたので、ここでは現地払いにしてみました。
日程などの詳細を決めて手続きを進めていったところ、「お支払いのご案内」という項目があり、以下のように記載されていました。
どうやらここでは「現金支払い」「クレジットカード決済」に対応しているようで、利用できるクレジットカード会社も記載されています。
これは「トリバゴを利用して東京ドームホテルを近畿日本ツーリストのサイトで予約した」というケースなので、他のサイトで予約する場合は対応内容も違ってきます。
トリバゴがデビットカード対応である以上、デビットカード決済に対応したサイトがあるかもしれませんし、クレジットカード決済のみのサイトもあるかもしれません。
主にトリバゴで対応している支払い方法ごとのメリット・デメリット
とはいえ、トリバゴの提携会社も無数にあるわけではない(2023年時点で400社以上と言われている)為、ある程度利用できる支払い方法は限られています。
トリバゴと提携している主な旅行予約サイトで用いられる支払い方法は、大きく以下3つに分けられるため、それぞれの支払い方法におけるメリット・デメリットを解説していきます。
- 現金払い
- クレジットカード決済
- デビットカード決済
現金支払い
現金支払いは
・割り勘で支払い計算する際に便利
・クレジットカード情報の入力が必要ない
などが主なメリットとなります。
とくに、予約サイトの安全性を気にする方だとクレジットカード情報の入力に抵抗があるでしょうから、現金支払いによって安心を得ることができます。
一方で「そもそも現金支払いに対応していないケースが多い」「海外だと現地の通貨が必要となる」といったデメリットもあります。
とくに前者がデメリットとなる方が多く、確かにトリバゴでは現金支払いに対応した予約サイトと提携していますが、実際に利用する予約サイトがそれに該当しているとは限りません。
クレジットカード決済
クレジットカード決済は
・現地に大金を持っていく必要がない
・クレジットカード会社の特典を得られる
などが主なメリットです。
後者はクレジットカード会社によって特典の有無や内容が異なるものの、例えばポイントを獲得できる場合、トリバゴを利用した料金は相当なポイントとなるはずです。
一方で「予約サイトにクレジットカード情報の登録が必要」というデメリットがあり、これは現金支払いのメリットと真逆の意味になりますね。
万一利用した予約サイトで不正アクセスなどのトラブルが発生した場合、クレジットカード情報の変更手続きが必要となるなどの手間がかかります。
デビットカード決済
デビットカード決済はその場で実質支払うという意味で基本的に審査がないため、
・高校生でも利用できる
・過度の利用を回避できる
などが主なメリットとなります。
とくに高校生でも利用できるメリットは大きく、クレジットカード決済をしたくてもできない方にとっては、デビットカードのシステム自体がメリットとなります。
一方で「口座の残高までしか利用できない」「デビットカードに非対応の国内予約サイトが多い」というデメリットもあり、前者は「来月の収入で宿泊代金を支払う」といった対応ができません。
後者は体感的なデメリットですが、海外事業者を除いた場合はデビットカードに非対応のケースが多く、クレジットカード決済と比較するとその点が不便となります。
まとめ
トリバゴの支払い方法として覚えておくべきことは2つです。
- 支払いはトリバゴから遷移した先の予約サイトで行う
- トリバゴの支払い方法は遷移先サイトの数だけ存在する
実際にトリバゴで支払いを行うわけではない事に加え、支払い方法は予約サイトごとに異なるといった点を注意して利用しましょう。
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